31 Kawabata-higashi Marutamachi Sakyo-ku, Kyoto, Japan

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田中麻記子「Duo / Pink Sun」
 このたび、イムラアートギャラリーではフランス在住の作家、田中麻記子の個展「Duo / Pink Sun」を開催いたします。
 田中は、女子美術短期大学を卒業後、2013 年に文化庁在外派遣制度にて渡仏、以降、フランスと日本を中心に活動してきました。本展では、二人の女の子を描いた油彩作品をメインに、展覧会タイトルでもあるDuo(デュオ)という言葉をテーマに制作した新作を発表いたします。
 Duo は、ギリシア語で2 を意味するδύο(ディオ)が語源とされます。1 足す1 が2 になるように、デュオは、2 つのものや人による構成の最小単位です。田中の住むフランスでは、たびたびピンクの夕焼けを見ることがあると言います。それは、湿度や光の波長のバランスによって起こる現象のようですが、人間関係においても「ふたり」という関係性は、それぞれの波長やバイオリズムによって周りの景色を変える力があると田中は感じています。「友達、恋人、何気ないとなりにいる誰か、家族、通り過ぎたひと、どんな相手でも、相手がひとりいるだけで当たり前ですが自分の景色と温度はどんどん変化することができます。」という作家の言葉にもあるように、そのような当たり前の不思議をフランスの空模様とからめて描きます。
 画面の中の女の子たちは、お互い意識しながらも、それぞれの個人として存在しますが、それでも二人きりという世界で、どこか寄り添うように描かれています。フランス近代絵画を彷彿とさせるような豊かな色彩で描かれる田中の新作を是非ご高覧ください。



Duo / Pink Sun

2、に、two、deux 、due、
Duo、ふたり。
時には鏡のように。
影響しあう、思いやる、散らばる、溶け合う。
空の光のバイオリズムのように、
関係性は揺れ動き、繊細な色彩を放つ。
離れ離れになっては、また新しく出会う。
無数のDuo の放つ色彩は、空に反射して、
世界はピンクの太陽の光でおおわれる時がある。

田中麻記子


田中麻記子 Makiko Tanaka
1975 年東京生まれ。カシャン市(フランス)在住。
2013 年文化庁在外派遣制度にて渡仏。
フランス、日本を中心に主に油彩・水彩作品を発表する。
イラストレーションやショートアニメーションでは、資生堂、ピエール・エルメ・パリ、
TASAKI(真珠)他、企業とのコラボレーション多数。

主な展覧会
2023 年「Hawaï Noire 」森岡書店、東京
2022 年「Black Hawaii / Hawaï Noire」六本木ヒルズA/D ギャラリー、東京
2021 年「Souffle d'or」HPF, Christopher 、ニューヨーク
2019 年「Rio, Tokyo, Paris “Des Villes, Des Jeux”」
( オスカール大岩、カミーユ・フォンテーヌとの合同展)パリ日本文化会館、パリ
2018 年「Domani 明日展~パサジェの記憶~」国立新美術館、東京
    「 Musubi」ギャラリー Da-End 、パリ

パブリックコレクション
高橋コレクション、ウェリントンマネージメントカンパニー、ZEIT-FOTO SALON

その他
2023 年 NHK ラジオ満島ひかり「ヴォイスミツシマ」メインビジュアル
2022 年 フジテレビ音楽番組「The House」ネオン管デザイン
2016 年~2022 年 資生堂Web 花椿「空想ガストロノミー」( アニメーションとコラム)連載
2019 年 NHK みんなのうた、Kitr「i 雨上がり」アニメーション

書籍
2016 年「La Collection Gastronomique」
2018 年「VuVu」
2022 年「Black Hawaii」
(すべてHeHe 出版)
2023-06-02

Information

URLhttps://www.imuraart.com/exhibition/2023/04/post-8.html
Address京都市左京区丸太町通川端東入東丸太町31

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