田中 和人 個展『Picture(s) II』
KANA KAWANISHI GALLERYは、2025年6月20日(金)より田中和人個展『Picture(s) II』を開催いたします。本展は、田中が近年集中的に取り組んでいるシリーズ〈Picture(s)〉の新作と、それを更に押し進めた最新シリーズ〈Picture(s) II〉によって構成されます。
これまでも田中は、写真と絵画の関係性を軸に、写真を用いて様々な角度から写真による抽象表現の新しい可能性を切り開く作品を発表してきました。
本展で発表される〈Picture(s)〉は、暗室作業によるカラーフォトグラムと絵の具による絵画という写真や絵画の原点、そして、その歴史に立脚しながらも、まったく新しいピクチャーを現前させています。また最新シリーズ〈Picture(s) II〉では、〈Picture(s)〉の構造を検証し、それを更に重層化することで、より複雑な解釈が可能なピクチャーへと昇華させています。
本展は、常に独自の写真的視点で「写真とは何か」「絵画とは何か」に向き合ってきた田中の新たな展開となります。〈Picture(s)〉がひとつの到達点とするならば、〈Picture(s) II〉は新たな章の始まりを告げるものと言えるでしょう。
ここ数年、シカゴ、ニューヨーク、ロサンゼルス、ウィーン、リスボンなど海外での発表も多く、高い評価を得ている田中和人。国内では約2年ぶり、弊廊では約3年ぶりの個展となります。是非お見逃しなくご高覧いただけますと幸いです。
【アーティストステートメント】
Picture(s)では、カラー印画紙を用いたカラーフォトグラムと絵の具による絵画を同一平面上に並置させることで、それらが等価に共存する状態を作り出している。
Picture(s) IIでは、それら(カラーフォトグラムとペインティング)は、並置だけではなく、奥行きをともなった前後の関係を持っている。またペインティングに加え、ドローイングの要素が新たに加わり、その構造はより複雑になる。
絵画と写真を同一作品上に混在させることで見えてくるものは何か。絵画でも写真でもない何か。絵画でも写真でもある何か。その間にあるものについて考える。光と光の間の無限のピクチャーについて。
田中和人
【アーティストプロフィール】
田中 和人(たなか・かずひと)
1973年埼玉県生まれ。明治大学商学部卒業後、会社勤務を経て渡米。2004 年 School of VISUAL ARTS(ニューヨーク)卒業。写真と絵画の関係性を軸に、写真による新しい抽象表現を探求し、国内外で作品を発表。また、京都ベースのアーティスト・ラン・スペース「soda」のディレクターを務め、展覧会の企画にも取り組む。現在、京都と福岡を拠点に活動中。2011年TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD グランプリ受賞。
主な個展に、「Picture(s)」(2024年、DOCUMENT、リスボン)、「Picture(s)」(2023年、Galerie Kandlhofer、ウィーン)、 「Picture(s)」(2022年、KANA KAWANISHI GALLERY、東京)、「Picture(s)」(2022年、Paris London Hong Kong、シカゴ)、「Self-Dual」(2019年、Galley PARC、京都)、「GOLD SEES BLUE」(2018年、Maki Fine Arts、東京)、2017 年「トランス/リアル -非実体的美術の可能性 vol.7 田中和人 」(2017年、αM、東京)など。
主なグループ展に、「夢見るキメラ」(2024年、soda + HAGIWARA PROJECTS、東京)、2023年「写真鉱山 -対象の非現実化と写真」(2023年、Sprout Curation、東京)、「Never the Same Ocean」(2021年、soda + HAGIWARA PROJECTS、東京)、「S/F -写真、あるいは、200年後のモノリス」(2019年、KAYOKOYUKI + soda、東京)など。
これまでも田中は、写真と絵画の関係性を軸に、写真を用いて様々な角度から写真による抽象表現の新しい可能性を切り開く作品を発表してきました。
本展で発表される〈Picture(s)〉は、暗室作業によるカラーフォトグラムと絵の具による絵画という写真や絵画の原点、そして、その歴史に立脚しながらも、まったく新しいピクチャーを現前させています。また最新シリーズ〈Picture(s) II〉では、〈Picture(s)〉の構造を検証し、それを更に重層化することで、より複雑な解釈が可能なピクチャーへと昇華させています。
本展は、常に独自の写真的視点で「写真とは何か」「絵画とは何か」に向き合ってきた田中の新たな展開となります。〈Picture(s)〉がひとつの到達点とするならば、〈Picture(s) II〉は新たな章の始まりを告げるものと言えるでしょう。
ここ数年、シカゴ、ニューヨーク、ロサンゼルス、ウィーン、リスボンなど海外での発表も多く、高い評価を得ている田中和人。国内では約2年ぶり、弊廊では約3年ぶりの個展となります。是非お見逃しなくご高覧いただけますと幸いです。
【アーティストステートメント】
Picture(s)では、カラー印画紙を用いたカラーフォトグラムと絵の具による絵画を同一平面上に並置させることで、それらが等価に共存する状態を作り出している。
Picture(s) IIでは、それら(カラーフォトグラムとペインティング)は、並置だけではなく、奥行きをともなった前後の関係を持っている。またペインティングに加え、ドローイングの要素が新たに加わり、その構造はより複雑になる。
絵画と写真を同一作品上に混在させることで見えてくるものは何か。絵画でも写真でもない何か。絵画でも写真でもある何か。その間にあるものについて考える。光と光の間の無限のピクチャーについて。
田中和人
【アーティストプロフィール】
田中 和人(たなか・かずひと)
1973年埼玉県生まれ。明治大学商学部卒業後、会社勤務を経て渡米。2004 年 School of VISUAL ARTS(ニューヨーク)卒業。写真と絵画の関係性を軸に、写真による新しい抽象表現を探求し、国内外で作品を発表。また、京都ベースのアーティスト・ラン・スペース「soda」のディレクターを務め、展覧会の企画にも取り組む。現在、京都と福岡を拠点に活動中。2011年TOKYO FRONTLINE PHOTO AWARD グランプリ受賞。
主な個展に、「Picture(s)」(2024年、DOCUMENT、リスボン)、「Picture(s)」(2023年、Galerie Kandlhofer、ウィーン)、 「Picture(s)」(2022年、KANA KAWANISHI GALLERY、東京)、「Picture(s)」(2022年、Paris London Hong Kong、シカゴ)、「Self-Dual」(2019年、Galley PARC、京都)、「GOLD SEES BLUE」(2018年、Maki Fine Arts、東京)、2017 年「トランス/リアル -非実体的美術の可能性 vol.7 田中和人 」(2017年、αM、東京)など。
主なグループ展に、「夢見るキメラ」(2024年、soda + HAGIWARA PROJECTS、東京)、2023年「写真鉱山 -対象の非現実化と写真」(2023年、Sprout Curation、東京)、「Never the Same Ocean」(2021年、soda + HAGIWARA PROJECTS、東京)、「S/F -写真、あるいは、200年後のモノリス」(2019年、KAYOKOYUKI + soda、東京)など。
参加ギャラリー (クリックして作品をみる)
4-7-6 Shirakawa, Koto-ku, Tokyo
作品
Title | Picture(s)II #4 |
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Artist | Kazuhito Tanaka |
Title | Picture(s)II #10 |
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Artist | Kazuhito Tanaka |
Title | Picture(s)II #8 |
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Artist | Kazuhito Tanaka |
Title | Picture(s) #122 |
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Artist | Kazuhito Tanaka |
Title | Picture(s) #126 |
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Artist | Kazuhito Tanaka |
Title | Picture(s)II #6 |
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Artist | Kazuhito Tanaka |
Title | Picture(s) #123 |
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Artist | Kazuhito Tanaka |
Title | Picture(s) #112 |
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Artist | Kazuhito Tanaka |
Title | Picture(s) #127 |
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Artist | Kazuhito Tanaka |
Title | Picture(s) #119 |
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Artist | Kazuhito Tanaka |
Title | Picture(s)II #5 |
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Artist | Kazuhito Tanaka |
Title | Picture(s) #115 |
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Artist | Kazuhito Tanaka |
Title | Picture(s)II #7 |
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Artist | Kazuhito Tanaka |
Title | Picture(s)II #9 |
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Artist | Kazuhito Tanaka |