東京都文京区水道2-14-2長島ビル1F

Status: Gallery

Worksfollowingfollower
2241435
飯山由貴 個展『生きている百の物語』
WAITINGROOM(東京)では、2020年7月11日(土)から8月16日(日)まで、飯山由貴の個展『生きている百の物語』を開催いたします。飯山は、他者の制作した記録物や話された言葉を起点に個人と社会/歴史との関係を考察し、その過程で汲み上げられていくドキュメンタリーと作家自身が見る世界の交差点を、写真や映像、実際の記録やそれにまつわるテキスト、オブジェなど、それらを組み合わせたインスタレーション作品を通して表現しています。本展で展示する作品は、2016年の瀬戸内国際芸術祭で発表した『生きている百物語』を、タイトルは『生きている百の物語』に変更し、ギャラリー内に再構成・再展示します。瀬戸内の島々に住む人々から集めた「不思議な話」が書かれた複数枚のパネルと、取材を通して注目することになった男性が20年以上行っているある行為を記録した映像をデュアルスクリーンに投影した作品が、一つのインスタレーション作品として展示されます。

本展は、飯山由貴が参加するヨコハマトリエンナーレ2020(7月17日から開催予定)と、同時開催で企画された特別個展となります。都内では初めて展示される『生きている百の物語』を、この機会にぜひご高覧ください。

作家・飯山由貴について
1988年神奈川県生まれ。2013年に東京藝術大学大学院・美術研究科・油画専攻を修了。現在は神奈川県と東京都を拠点に活動中。近年の展覧会に、2017年個展『Words coming out of the wards』(ARTHUB三樹荘、福岡)、グループ展『コンニチハ技術トシテノ美術 Nice to meet you ARTECHNIK』(せんだいメディアテーク、宮城)、グループ展『MOT Satellite - 往来往来 - 東京都現代美術館サテライツプロジェクト』(清澄白河エリアの各所、東京)、2016年個展『瀬戸内国際芸術祭2016・アーティスト in 六区 2016 : Vol.1 飯山由貴:生きている百物語』(宮浦ギャラリー六区、直島)、グループ展『歴史する! Doing history!』(福岡市美術館、福岡)、2015年個展『APMoA Project, ARCH vol.16:飯山由貴 Temporary home, Final home』(愛知県美術館、名古屋)、グループ展『戦争画STUDIES』(東京都美術館、東京)、2014年個展『あなたの本当の家を探しにいく / ムーミン一家になって海の観音さまに会いにいく』(WAITINGROOM、東京)などが挙げられます。2020年7月より横浜美術館で開催されるヨコハマトリエンナーレ2020に参加予定で、新作の映像インスタレーションを出品します。

【企画概要】
展覧会タイトル:飯山 由貴『生きている百の物語』
会期:2020年7月11日(土)- 8月16日(日)
時間:水〜土 12:00-19:00/日 12:00-17:00(月火祝休み)
※オープニングレセプションは開催致しません。
会場:WAITINGROOM(東京)
2020-06-25

Information

URLhttp://waitingroom.jp/japanese/exhibitions/upcoming.html
Address東京都文京区水道2-14-2 長島ビル1F

Other

まなざしのカタチ
WAITINGROOM(東京)では、2020年2月15日(土)から3月8日(日)まで、衣川明子・冨安由真・豊田涼華によるグループ展、『まなざしのカタチ』を開催いたします。3名の女性ペインターが視ているそれぞれの「まなざし」が、一つのインスタレーションのようにギャラリー空間の中で展開されます。彼女たちが描く、普段とはちょっと違った形で画面上に現れてくるヒト・モノ・現象は、人間の営みや自然界の事...
ビューイング展
このたびの新型コロナウィルス感染拡大のニュースを受けまして、感染予防および拡散防止のため、 2020年3月19日から22日に開催予定の「アートフェア東京2020」への出展を中止することにいたしました。 ご来場いただくお客様や出展作家の健康面を考えまして、苦渋の選択ではございますが、このような結論にいたりました。 その後アートフェア東京事務局からの発表で、アートフェア東京の開催中止が...
大久保紗也 個展『They』
WAITINGROOM(東京)では、大久保紗也の当ギャラリーでは2年ぶり2回目の個展『They』を開催いたします。自身の制作を、「平面空間におけるモノや人の存在、実存について探る行為」と語る大久保は、輪郭線として表現される記号的なイメージと、物質感を伴うフェノメラルな像のうねりという、2つの分離した要素を共存させた絵画を制作しています。輪郭線で表現されるモチーフは、人体の様々なパーツや人間が...
土取 郁香『骨と皮(火を灯す・薔薇をみつけて来なければ)』
WAITINGROOM(東京)では、2020年8月22日(土)から9月13日(日)まで、土取郁香の初個展『骨と皮(火を灯す・薔薇をみつけて来なければ)』を開催いたします。土取は、2人の人物を描いた《I and You》、風景の中から色やかたちなどの要素を抽出した《a scene》の2つのシリーズを通して、人と人のあいだにある距離や、「見る」ことの多様性、そして、特定の対象をかけがえなく思うこ...
10周年記念展『10TH』
WAITINGROOM(東京)では、開廊10周年を記念したグループ展『10TH』を、2020年10月9日(金)から11月15日(日)まで開催致します。会期を前期と後期に分け、前期は平面作品のグループ展、後期は映像作品を上映形式で紹介する映像のグループ展を企画しました。所属作家や今までWAITINGROOMで展覧会を開催した作家など、総勢9名の賑やかなグループ展となります。また、この10周年記...
川内理香子・初画集刊行記念個展『drawings』
WAITINGROOM(東京)では、2020年11月29日(日)から12月27日(日)まで所属作家・川内理香子の初の画集刊行を記念して、画集に掲載されているドローイング作品約30点を展示する特別個展『drawings』を開催いたします。また、本展と同時に渋谷パルコの「OIL by 美術手帖」ギャラリーにおいて、11月25日(水)から12月8日(火)まで川内理香子の同名個展(こちらでもドローイ...