東京都文京区水道2-14-2長島ビル1F

Status: Gallery

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大久保紗也 個展『Box of moonlight』
WAITINGROOM(東京)では、2022年11月26日(土)から12月25日(日)まで、大久保紗也の、当ギャラリーでは2年ぶり3回目となる個展『Box of moonlight』を開催いたします。大久保は、輪郭線として表現される記号的なイメージと、物質感を伴う抽象的な像のうねりという、二つの分離した要素を共存させた絵画作品を主に制作しています。本展では、大久保が初めて取り組んだ立体作品の新シリーズを初公開いたします。石塑粘土で細部まで具象的に造形された人型のオブジェの上に、磨りガラスのように曇ったアクリルボックスを被せ、大久保の絵画作品に特徴的な、輪郭線の揺らぎやモチーフの混ざり、それらの視認の曖昧さといった要素を、新たな素材を用いて表現した新シリーズとなります。加えて、これまで大久保が支持体として用いてきた波形のトタン板が、さらに屋根状に折れた素材を支持体とする、より立体感を増した新作の絵画作品も発表いたします。

作家・大久保紗也について
1992年福岡県生まれ、2017年に京都造形芸術大学大学院・芸術専攻ペインティング領域を修了。現在は京都を拠点に活動中。近年の展覧会として、2022年個展『The mirror crack’d from side to side』(六本木ヒルズA/Dギャラリー/東京)、個展『We are defenseless. / We are aggressive. (無防備なわたしたち/攻撃的なわたしたち)』(三越コンテンポラリーギャラリー/東京)、2020年個展『They』(WAITINGROOM/東京)、2019年グループ展『大鬼の住む島』(WAITIINGROOM/東京)、2018年個展『a doubtful reply』(WAITINGROOM/東京)、2017年グループ展『美大生展2017』(SEZON ART GALLERY/東京)、2016年グループ展『movement 2016 – 1st movement -』(ARTZONE/京都)、2015年グループ展『HERE I AM KUAD x TUNA交流展』(Na pai Art Gallery/台湾)などが挙げられます。2017年秋に参加した公募グループ展『第4回CAF賞入賞作品展』(代官山ヒルサイドフォーラム/東京)で白石正美賞を受賞。以降、若手ながらその作品は常に注目を集め続けています。

【展覧会概要】
大久保紗也 個展『Box of moonlight』
会期:2022年11月26日(土)- 12月25日(日)
時間:水〜土 12:00-19:00/日 12:00-17:00(月火祝休み)
会場:WAITINGROOM(東京)
オープニングレセプション:11月26日(土)18:00-20:00 *作家が在廊します
2022-11-10

Information

URLhttps://waitingroom.jp/exhibitions/box-of-moonlight/
Address東京都文京区水道2-14-2 長島ビル1F

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