東京都文京区水道2-14-2長島ビル1F

Status: Gallery

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伊東宣明 個展『人の写真/糞と花』
WAITINGROOM(東京)では、2022年6月25日(土)から7月24日(日)まで、伊東宣明の個展『人の写真/糞と花』を開催いたします。伊東は、「身体」「生/死」「精神」といった生きるうえで避ける事のできない根源的なテーマを追求し、映像やインスタレーション作品を発表しているアーティストです。当ギャラリーでは4年ぶり3度目の個展となる本展では、「写真」(あるいは画像)が氾濫する現代において、私たちは「写っていない人々」を想像することができないことを、作者自身がメンターを演じて行われる「エクサイズ」によって浮かび上がらせる映像作品『人の写真』と、作者自身の排泄物と世界中の鮮やかな花で構成される映像作品『糞と花』の、2点の新作を発表いたします。また、作家が「死」のメタファーを口ずさみながら自身の皮膚をめくり続ける『蝋燭/切り花/眠り/煙』(2020)や、コロナ禍の中で制作された『時は戻らない(2020-2022)』(2022-2022)など、生まれてから死ぬまでの不可逆な時間を重要なテーマとした近作も展示いたします。

作家・伊東宣明について
1981年奈良県生まれ。2016年に京都市立芸術大学大学院 美術研究科博士後期課程を修了、博士(美術)学位を取得。現在は京都府を拠点に活動中。近年の主な展覧会に、2022年個展『FOCUS#4 伊東宣明「時は戻らない」』(京都芸術センター/京都)、2020年個展『されど、死ぬのはいつも他人ばかり』(THE 5TH FLOOR/東京)、2018年個展『フィクション/人生で一番美しい』(WAITINGROOM/東京)、『人生で一番美しい』(同志社女子大学ギャラリー/京都)、グループ展『越境するミュージアム』(クシノテラス/広島・S-HOUSEミュージアム/岡山)、2017年グループ展『第3回牛窓・亜細亜藝術交流祭』(岡山県瀬戸内市尻海地区/岡山)、2016年個展『アートと芸術家』(WAITINGROOM/東京)、グループ展『S-HOUSEミュージアム開館記念展』(S-HOUSE ミュージアム/岡山)、2015年個展『APMoA Project ARCH vol. 13 伊東宣明「アート」』(愛知県美術館/愛知)、グループ展『GRAVEDAD CERO』(Matadero Madrid、マドリード・スペイン、2015年)など。2022年7月18日まで、個展『FOCUS#4 伊東宣明「時は戻らない」』が京都芸術センター(京都)にて開催中。

【展覧会概要】
伊東宣明 個展『人の写真/糞と花』
会期:2022年6月25日(土)- 7月24日(日)
時間:水〜土 12:00-19:00/日 12:00-17:00(月火祝休み)
※オープニングレセプションは開催致しません。
会場:WAITINGROOM(東京)

***同時開催中***
個展『FOCUS#4 伊東宣明「時は戻らない」』
会期:5月14日(土) – 7月18日(月・祝) ※6月8日(水)は臨時休館
会場:京都芸術センター ギャラリー北・南、和室「明倫」、ほか館内各所
   (〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2)
入場料:無料 
詳細:https://www.kac.or.jp/events/32042/
※アーティストトークやライブパフォーマンスも予定されています。イベント詳細は展覧会webサイトをご覧ください
2022-06-16

Information

URLhttps://waitingroom.jp/exhibitions/humans-photographs/
Address東京都文京区水道2-14-2 長島ビル1F

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