東京都文京区水道2-14-2長島ビル1F

Status: Gallery

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I am here by WAITINGROOM
CADAN有楽町では、東京都文京区を拠点とするWAITINGROOMの企画により、2021年8月17日(火)から9月5日(日)まで、浦川大志・エキソニモ・小林健太・やんツーによるグループ展『I am here by WAITINGROOM』を開催いたします。東京ではほぼ初めて、NFT作品(エキソニモ)を実空間に展示し販売する試みを行います。

スマートフォンを通して取得した情報や身体感覚をもとに、デジタル的な筆致で絵画作品を制作する浦川大志。ネットワーク世界と実世界を柔軟に横断しながら、多岐に渡る活動を行うエキソニモ。撮影した写真に大胆なデジタル加工を施し、写真を軸に現代における美的感覚を示唆する小林健太。表現にまつわる様々な行為を、人間に代わり、自律型の装置が行なう作品を多く制作しているやんツー。インターネットやデジタルテクノロジーが不可分な方法で制作を行っている4名のアーティストによるグループ展です。

展覧会タイトルの『I am here』は、本展にも出品されているエキソニモによるNFT作品《Crypto Poetry》シリーズの第1作目から取られています。複製が容易であるデジタルアート作品に唯一性を担保することを可能にしたNFTをはじめ、情報通信技術の進歩は、美術はもちろんのこと、我々の日常生活にも多大な影響を与えています。コロナ渦により、オンライン空間が格段に身近になった現在においても、展覧会に足を運び、作品を目の前にすることは、バーチャルで作品を「見る」こととは全く違った感覚を思い出させるでしょう。4組それぞれの手法で現実世界に持ち込まれた作品を、ぜひ目の前でご高覧ください。



【企画概要】
展示作家:浦川 大志/エキソニモ/小林 健太/やんツー
会場:CADAN有楽町(東京都千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビル1F)
会期:2021年8月17日(火)~ 9月5日(日)
企画:WAITINRGOOM
協力:rin art association
*オープニングレセプションは開催致しません。
*会期中は、火~金 11-19時、土、日、祝 11-17時のオープンとなります。(定休日:月)
*社会情勢によっては、会期等が変更になる場合がございます。最新情報はウェブサイトに掲載いたします。


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関連企画として、出展作家によるオンラインアーティストトークを行います。

トークの模様はCADAN Official YouTubeで配信いたします。
配信当日は、こちらのURLからお楽しみください。
https://youtu.be/X9CsQFoejf0

【開催概要】
「I am here by WAITINGROOM ARTIST TALK」
日時:2021年9月4日(土)10:00AM-(約1時間程度)
出演:浦川大志、エキソニモ、小林健太、やんツー(出展作家)
司会:芦川朋子(WAITINGROOM ディレクター)
会場:オンライン(CADAN Official YouTubeにて配信)

本展では、東京でほぼ初めて、NFT作品を実空間に展示・販売する試みを行っています。
インターネットやデジタル技術と不可分な方法で作品を制作・発表している世代の異なった出展作家が集まり、各作家による展示作品の紹介や、NFTについてどのように考えているのか意見交換を行います。

複製が容易なデジタルアート作品に唯一性を担保することを可能にしたNFTは、アート業界で大きな話題となっています。
作家やコレクターをはじめとする多くの関係者が高い関心を寄せていますが、国内での展示・販売例はまだまだ少ないのが現状です。NFT作品を実際に制作・販売しているエキソニモを始め、出展作家それぞれの活動や関心をベースに、NFTについて作家本人の言葉で聞くことのできる貴重な機会となります。

お見逃しなきよう、ぜひご覧ください。

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2021-10-03

Information

URLhttps://waitingroom.jp/exhibitions/i-am-here-by-waitingroom/
Address東京都千代田区有楽町1-10-1 有楽町ビル1F

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