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川内理香子「afterimage aftermyth」

2021年6月1日(火)から6日(日)に、六本木ヒルズA/Dギャラリーで開催された、川内理香子 個展「afterimage aftermyth」の展覧会アーカイブと作品をご紹介します。
更に詳細なアーカイブはこちらをご覧ください→https://waitingroom.jp/viewing_room/kawauchi_adgallery/

[概要]
川内理香子 個展『afterimage aftermyth』
会期:2021年6月1日(火) - 6月6日(日)
会場:六本木ヒルズA/Dギャラリー(〒106-0032 東京都港区六本木6丁目10−1 六本木ヒルズウェストウォーク3階 六本木ヒルズ アート&デザインストア内)
詳細:https://art-view.roppongihills.com/jp/shop/adgallery/kawauchirikako2021/index.html

 
[展覧会ステートメント]
南アメリカやアフリカの神話に登場する事物事象は、それそのものを現すものではなく、隠された意味を担い、その意味から物語は構成されるとレヴィ=ストロースはいう。表層的な関心からではなく、神話の中で事物に暗喩される意味への興味から、物語の中の事物が画面の中に登場する。それらを描いていく度に、徐々に元の物語や意味といった事物に暗喩されるものへの翻訳を介さずに事物と意味は直結し、イメージ自体が自身の中に残留し始める。意味の思考はイメージの思考ともなり、言語と感覚、意識と無意識の狭間でそれらは浮遊し、画面上で展開されていく。元の意味や物語を起点とし、自身の解釈や思考、イメージの連鎖も入り混じり、多重化しながら展開していく具体物たち。制作を通して1つの画面の中で再構築されるそれらは新しい物語と成り得るか。
川内理香子

アーカイブ映像:Video by Kazune Yahikozawa (http://Paradrift.Inc)
展覧会風景:Photo by Keita OTSUKA

参加ギャラリー (クリックして作品をみる)

東京都文京区水道2-14-2長島ビル1F

作品